新幹線品川駅は閑古鳥

 久々に19:46東京発「のぞみ249号」新大阪行で大阪に移動。
 新幹線品川駅開業後初の新幹線乗車だった。こののぞみ号の発車時間は9月まで「ひかり241号」だったが、ダイヤ改正に伴いのぞみに格上げ、時間も30分ほど短縮されて確かに便利になった。
 東京はいつもの週末最後の夜の風景、ホームには実家から戻る親子を見送る老夫妻や別れを惜しむ恋人たちで賑やかだった。
 東京駅を出発した「のぞみ」は5分ほどで品川駅へ...えっ?ホームに人がいない...。がらがらのホームにぱらぱらとホームを歩くまばらな人。・・・うーむ、ほとんど終電間際のホームの風景?いやいや、終電時間の新幹線ホームはもっと賑やかだ。
 品川駅開業で新幹線の本数が増えたわけではない。価格差が300円程度になったので気にならなくなったが、「ひかり」は2本/時間、指定席予約はかなり難しくなった。感覚的には「ひかり」が「のぞみ」化したというより、「のぞみ」が「ひかり」化した感じだ。
 時間短縮だって、JR東日本JR西日本は以前から通常料金での270km/h運行をしている。

・・・じゃあ、品川駅開業で得したのはいったい誰なんだ?